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天座の田楽あまざのでんがく

  • 天座の田楽
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写真提供:福知山市教育委員会

この田楽は、上野条にある御勝八幡宮の二十五年に一度の大祭に大歳神社の氏子が奉納した芸能であるが、現在は天座(あまざ)区として奉納している。
 
鳥とび、ビンザサラ、猩々舞(しょうじょうまい)の三つの舞があり、「烏とび」は、踊り手三人が笛に合わせて扇をかざしたりしながら、やや膝を曲げて左右にとぶ。「ビンザサラ」は、太鼓・鼓が立ち回らず、ビナザサラ役十二人が正面を向いて二列に並び、位置を変えずにビンザサラを目八分の高さで打ちながら踊る。「猩々舞」は、二人が扇をもって相舞する。
 
烏とびとビンザサラは田楽踊を伝えたものであるが、田楽の基本形である左右対称に動く点などが全く伝えられていないなど単純化が進んでいる。また、猩々舞は能舞の「猩々」を取り入れたものと思われ、舞に詞がついた振りが目立つが、相舞にするなど能の面影が残されている。しかしこうしたものが山深い天座に残されていることは貴重であり、興味深い。
 
なお、この田楽は昭和四十四年から三年に一度、大歳神社の秋祭り(十月第二日曜日)に行われている。

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