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額田のダシ行事ぬかたのだしぎょうじ

  • 額田のダシ行事
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この行事は、額田地区の氏神一宮神社の祭礼に行われるもので、上ダシ、下ダシ及び御神木の巡行からなる。
 
上ダシは、ダンジリとも呼ばれるように山車すなわち曳山である。下町に一台、上町・旦に一台の二基がある。山車は、上下二段の構造で、上段はぐるぐる回転できるようになっている。その上段に作り物の人形を飾り、下段にはそれを囃す囃子方が乗り込み、宵宮と本祭に街の本通りを巡行する。囃子は、笛、鉦、締太鼓の構成で、幼少年の男子が演奏する。
 
これに対し下ダシは、一種の置山で、毎年趣向を凝らして作るならわしであり、この作り物=ダシに基づくもので氏子五ヶ町、下町、上町、旦、奥、向に各一基作られる。農作物や木の実など秋の幸をもって、昔話や伝説の一情景を表現する作り物、すなわち野菜ダシとなっているのが特色である。
 
御神木は、面取りをした長さ二間(約3.6m)ばかりの桧の柱である。その御神木を奉持し、青年たちが一団となって氏子各区を縦横無尽に巡行するのがこの行事である。本祭日の昼過ぎに神社を出、夜遅く帰社しご神木を本殿に突っ込む、消灯した中での神うつしをもって終了とする。いま一応の順路が定められているが、なお、それがどこに「お休み」になるかは神意のままであり、氏子の各家々は、それに備えて座敷飾りをして待機するのがならわしである。これに類する行事は、近在にはみられない。府内でも類例がないが、柱―棒の民俗を考えるうえで注意すべきものであり、資料として貴重である。

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