伝統食・行事食の歳時記

マルベリーmv

綾部市

マルベリー

蚕都・綾部の魅力がつまった桑の実

かつて養蚕業が盛んだった〝蚕都〞・綾部市には繊維工業を中心に栄えた歴史が息づく。「漢部(アヤヒト)」による綾織りに始まり、奈良時代から平安時代にかけて隆盛を極め、朝廷へ数多く献上していたという。その後しばらく衰えたが、明治時代に隆盛期を迎え、良質の生糸が生産・輸出されて日本の近代化に貢献。このため、市内では蚕のエサとなる桑の木が広く栽培されていた。

桑の木の実は「マルベリー」や「どどめ」と呼ばれ、キイチゴのような粒の集まった形状で、成りはじめは白く、徐々に赤くなり、完全に熟すと赤黒くなる。「どどめ色」という色名は、この桑の実に由来している。果実は甘酸っぱく、熟すほど甘みが強くなる。ビタミン類、カルシウム、カリウム、アントシアニンなど、体によい成分を多く含有し、ジャムやシロップ、果実酒などに使われることが多い。

「あやべマルベリー ファーム」は、綾部が誇る桑の魅力を発信したいと「綾部ベンチャー・ものづくりの会」によって整備された桑園。約2,200㎡の土地に20種類、約200本の桑の木が植えられ、マルベリージャムなどの加工品の販売や蚕の展示、関西で唯一といわれる桑の実摘みを楽しむことができる。

会社写真

あやべマルベリーファーム

  • 〒623-0221 綾部市位田町
  • TEL:090-5053-8284
  • 「蚕都・綾部が誇る桑の魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい」と、NPO法人「綾部ベンチャー・ものづくりの会」が約5年の歳月をかけて整備した桑園。5月下旬から6月中旬にかけて開園し、マルベリーの魅力に触れることができる。

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