伝統食・行事食の歳時記

鹿肉mv

綾部市

山菜の天ぷら

祭りにかせない山のごちそう

関西百名山に名を連ね、修験道の霊峰として知られる綾部市の弥仙山は、その山容の美しさから「丹波富士」「美仙山」とも呼ばれ、古くから丹波の人々に親しまれてきた。白山火山帯の火山で神の座する山とされ、鋭い三角錐の山頂には修験道の行場だった金峰神社があり、明治初年までは女人禁制とされていた。参拝者はふもとの石を頂上まで運ぶという風習があり、この地に伝わる「弥仙山のたけくらべ」という昔話では、北にある青葉山と高さを競ったという石積信仰が伝えられている。

青葉山は姿が富士山に似ていることから別名「若狭富士」と呼ばれ、弥仙山と同じく信仰の対象とされてきた。弥仙山は青葉山よりも低く、弥仙山の神さまはこれがしゃくで、毎年お参りする村の人たちに石を持って参拝するよう頼んだという。いまも弥仙山の山頂には大小様々な石がうず高く積み上げられている。

毎年5月に行われる祭りでは、人々がその年の豊作と家族の健康を祈願する。今では弥仙山の魅力を多くの人に知ってもらおうと「山菜まつり」が行われ、この地で豊富に採れる山菜を使った料理がふるまわれる。中でも山菜の天ぷらは人気で、これを目当てに祭りに参加する人も多い。

会社写真

弥仙山三社大祭・*山菜*まつり

  • 〒623-0101 綾部市於与岐町 弥仙山頂 弥仙山登山口広場
  • TEL:0773-38-05530773-42-9550(あやべ観光案内所)

修験道の霊峰で知られる弥仙山。その美しさから「丹波富士」とも呼ばれ、親しまれている弥仙山の魅力を知ってもらおうと、毎年5月3日に行われる祭り。弥仙山登山口広場で模擬店や山菜販売などのイベントが行われる。

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