森の京都

JR京都駅から電車で30分!E-bikeで巡る食と祈りと暮らしの京都里山サイクリングツアー

  • 南丹市
JR京都駅から電車で30分!E-bikeで巡る食と祈りと暮らしの京都里山サイクリングツアー

E-bikeで巡る
食と祈りと暮らしの里山サイクリングツアー

JR京都駅から嵯峨野線に揺られていくと、オフィス街や商業施設が立ち並ぶ景色は、次第に住宅街へと変わり、嵐山の竹林を抜け、渓谷とトンネルを越えるとあたり一面に田園風景が広がります。
30分程で到着するJR園部駅から、今度はE-bikeに乗って森の京都・南丹市を巡る里山サイクリングに出発!地域の文化や寺社仏閣に精通した地元出身ガイドがご案内します。
自然豊かな里山を満喫できるサイクリングをどうぞお楽しみください!

【ツアー概要】
所要時間:約4時間半
料金:12,000円/人(昼食代・飲み物・保険料含む)
集合・解散場所:JR園部駅西口 園部文化観光協会オフィス前
対応言語:日本語、英語

【おすすめポイント】
● 四季折々の風景が織りなす「もうひとつの京都」の自然を満喫
● 古から受け継がれてきた、日本の心を知る「京都帝釈天」参拝
● 古民家「暖手巣 かえるのお宿」で地元産食材を使った家庭料理(お袋の味)を体験
● 地元産のお土産を購入できるお買い物スポットへ立ち寄り
● 地域の文化、農業、寺社仏閣に精通した地元で生まれ育ったガイドがご案内(日本語、英語対応)
 

 

\体験レポート/
ガイド付きサイクリングツアーに参加しました!

JR園部駅から出発する森の京都・南丹市を巡る里山サイクリング。訪れたのは、冬のはじまりを感じる一日でしたが、かつて丹波国(たんばのくに)と呼ばれたその地域には、サイクリングにぴったりな日差しと心地よい風が吹いていました。
ツアーテーマは「食と祈りと暮らし」。地域の文化や寺社仏閣に精通した地元出身のガイドにご案内いただきます。アシスト機能が付いたE-bikeでのサイクリングになりますので、サイクリングツアーがはじめての方も安心して参加できます。

フロント部分にマイク、両サイドにスピーカーが付いたヘルメット。走行中の会話も可能です。

 

108つの鐘を鳴らして煩悩を祓い願いを叶える「京都帝釈天」

はじめに訪れたのは、八木町にある「医王山 福寿寺(いおうざん ふくじゅじ)」。780年(奈良時代)に和気清麻呂公によって創建された曹洞宗の寺院です。経典には百施の王者と書かれている帝釈天(たいしゃくてん)を御本尊とするため「京都帝釈天」と呼ばれています。帝釈天は、古くから「願い事の叶う神様」として厚く信仰され、江戸時代に再建された本堂は、京都府指定文化財に指定されています。
参道に並ぶ108つの「願いの鐘」。ひとつ一つ願いを込めて打ち鳴らしながら山路を歩くと、鐘の音と自然の音が重なり、とても清らかな気持ちになりました。

京都帝釈天の云われや参拝の作法、法輪のくぐり方などは、ガイドの薮本万希子(やぶもと まきこ)さんが丁寧に教えてくれます。参道で鳴らしてきた願いの鐘の仕上げに、境内にある大梵鐘「よろこびの鐘」を鳴らしました。
 

1,300のカエルたちがお出迎え「暖手巣 かえるのお宿」

参拝のあとは再びE-bikeに乗り、築160年の古民家を改装したレストラン&宿泊施設「暖手巣(だんてす)かえるのお宿」を目指します。この家で生まれ育ったオーナーの松本千里(まつもと ちさと)さんが、出迎えてくださいました。
今回いただいたランチのほか、こちらでは朝7時から食べられるモーニングや宿泊(別棟・定員5名)も楽しめるそう。伝統的な家屋に西洋風の家具や装飾が施されており、和洋折衷の空間が広がっていました。

ランチは1,500円。この日のメインは煮魚、チキンと白身魚のフライでした。

地元産の新鮮な食材をたっぷり使ったお袋の味。日本の家庭料理を食べてみたい海外の方にもぴったりです。ボリュームもたっぷりで、サイクリングでほどよく空いたお腹があっという間に満たされていきました。コーヒーをいただきながらお庭を眺めると、ついつい時間を忘れてゆっくりしてしまいます。

店内やお庭の至るところにはカエルたちの姿が。店主の松本さんが20代の頃から集められた1300を超えるコレクションです。「なんでカエルやったんでしょうね。フクロウを集めていたらフクロウだったかもしれないです。暖手巣(だんてす)は造語になりますが、暖かい巣箱にまた帰ってきてくださいね」と笑顔で見送ってくださいました。
 

旅の思い出に地元産のお土産を!
曜日ごとに選べるお買い物スポット

サイクリングツアーの締めくくりは、地元産のお土産店でお買いもの。みなさんのご希望にあわせて、ガイドが訪問先をアレンジします。

●コースA:道の駅 京都新光悦村(月曜定休)

「道の駅 京都新光悦村」は、安心・安全にこだわって栽培された甘くて艶のある地元産のお米や採れたての野菜が人気です。地産地消を心がける食品加工グループ「園部町つつじの会」が早朝から仕込むお寿司やお弁当をはじめ、手づくりの洋菓子、かわいいマスコットなど、たくさんのお土産が並ぶ店内。地域ならではのお買いものを楽しみたい方はこちらがおすすめです。

●コースB:井筒八ッ橋本舗 新光悦(木曜定休)

(写真提供:園部文化観光協会)

「井筒八ッ橋本舗」は創業文化二年の老舗和菓子店。新光悦店では八ッ橋焼き体験、自然風景を眺めながら喫茶を楽しめます。店内には、多くの試食コーナーがあり、お買いものをされた方には無料で「緑茶&ミニ和菓子」のサービスもあります。手焼き体験(※体験代は別料金)を希望される場合は、1週間前までの予約が必要になりますので、お申し込みの際にお知らせください。
実は、ヴィーガンかつグルテンフリーの八ッ橋。近年のインバウンド旅行者の増加も伴って海外でも人気が高まりつつあります。
 

おわりに

E-bikeで巡る食と祈りと暮らしに触れる旅、いかがでしたでしょうか。里山の風景を眺めながら、そこからいただく地域の恵みや祈りを、ガイドのお話や五感を通じて体験できる心豊かなサイクリングツアーでした。
ぜひ、地元ガイドとともに四季折々の森の京都・南丹市を巡ってみてください!
 

詳細情報

  • 施設名

    食と祈りと暮らしを巡る京都里山サイクリング
    Kyoto Satoyama Cycling with Prayer Food Culture

  • 料金

    12,000円/人
    ※料金には、昼食代・飲み物・保険料を含みます。

  • 集合場所・時刻

    JR園部駅西口 園部文化観光協会オフィス前
    ※所要時間は各コースとも約4時間半です。

  • 解散場所・時刻
    JR園部駅西口 園部文化観光協会オフィス前
  • 定休日

    火曜日

  • 住所
    京都府南丹市園部町小山東町溝辺6-21
  • 問合せ先

    一般社団法人 園部文化観光協会
    TEL:0771-62-0050
    E-MAIL:sonobekanko@gmail.com

  • WEBサイト
    WEBサイトはこちら 

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