東胡麻城跡
南丹市
東胡麻城は標高約260mに築かれ、麓の民家(標高約160m)から約100mの高低差を持つ山城です。戦国期の城主・宇野但馬守が築いた城で、日吉町内最大規模を誇ります。曲輪や堀切、竪堀など山城の防御構造が良好に残り、戦時拠点としての性格が色濃く感じられる城跡です。
お城の推しポイント
- 日吉町最大規模の山城跡本丸の曲輪は直径約20m、その下段にも直径約15mの曲輪があり、帯曲輪は二段構成。階段状に約30の曲輪が連なる大規模な縄張りが特徴です。北・南の堀切や竪堀も備え、石垣を用いない土の城ながら、高い防御力を誇っていました。
- 宇野但馬守が築いた戦国の城東胡麻城は、1550年代に戦国武将・宇野但馬守によって築かれました。宇野氏は普段、東胡麻の東に残る野化居館跡に居住し、戦時には本城である東胡麻城に立てこもったと考えられています。居館と詰城を使い分けた城の構成が特徴です。
- 明智光秀と戦わなかった城主の選択城主・宇野但馬守は、明智光秀と戦うことなく降伏した人物として知られています。その背景を想像しながら城跡を歩くことで、合戦だけでなく、戦国武将たちの判断や生き残り戦略にも思いを巡らせることができます。
御城印
東胡麻城の御城印は、すべて手書きの毛筆揮毫と篆刻によって制作された、格調高い一枚です。
書と印は地元書家・芦田俊孝氏によるもので、
古城・東胡麻城の栄枯盛衰と城主・宇野但馬守の心情に思いを巡らせた漢詩や語句が刻まれています。
歴史と芸術が融合した御城印です。
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手書き揮毫と篆刻による唯一無二の御城印毛筆文字はすべて芦田俊孝氏による手書き揮毫で、押印も篆刻作品を使用しています。大きな篆刻には「近来驚白髪方解悟青春」の詩句を刻し、人生の無常と青春の尊さを表現。城の歴史と重ね合わせた「詩句印」が、御城印に深みを与えています。
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印に込められた意味と作者の想い「温故知新」「禍転じて福となす」「友遠方より来る」などの篆刻に加え、左下には作者の号「凌風」を刻した雅号印、書斎名を記した「夕映え堂」の印、さらに引首印も配されています。一つひとつの印に意味があり、鑑賞する楽しみが広がります。
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御城印受け取りについて
- 販売場所
- 南丹市観光協会
9:00-17:00(火曜定休日) - 料金
- 500円
- 注意事項
- 城跡と御城印の販売場所が違います。
詳細情報
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- 住所
- 京都府南丹市日吉町胡麻629 0311
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- アクセス
- JR嵯峨野線「胡麻駅」から園部方面へ約1キロメートル
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- 駐車場
- 駐車場なし
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- 電話番号
- 南丹市観光協会 0771-62-0050(火曜定休 9:00-17:00)