桜咲く川辺の小道、 みずみずしい新緑のアーケードが続く森の小道、黄金色の稲穂が広がる田んぼ道やイチョウ並木、一面の銀世界を行く雪道。のどかな里山の四季折々の風景を眺めながら、ゆったりと巡るホーストレッキング。
馬とのコミュニケーションをとる楽しさや、乗馬で里山を散策する爽快感を知ったとき、
新しい自分を発見する大切な時間となることでしょう。
タニモトホースランチは、豊かな森林と清らかな川、古き良き里山の風景が残る京丹波町にある、関西圏では数少ない外乗(ホーストレッキング)ができる乗馬クラブです。のどかな里山の自然を感じながら、乗馬で散歩を楽しむことができます。
「当クラブは、初めての方でも、乗馬レッスンを受けてから、そのままホーストレッキングに出ることができます」と代表の谷本さん。
乗馬のスタイルには、イギリスの騎馬隊をベースとした「ブリティッシュスタイル」と、アメリカの西部開拓時代のカウボーイが牛を追うために考えられた「ウエスタンスタイル」があります。タニモトホースランチでは、基本的にウエスタンスタイルが学べます。希望者にはブリティッシュスタイルにも対応しています。
「ウエスタンスタイルは、牛を追いながら長時間騎乗するため、人も馬も疲れにくい乗馬スタイルです。当クラブでは、馬と人とのコミュニケーションを大切にしています。ゆっくりと馬の目を見ながら、馬に話しかけたり、触れ合ったり、馬との信頼関係を築いていきます。馬への合図は、とてもシンプルですから、馬とのコミュニーケーションを楽しんで欲しいと思います」と谷本さん。
かわいい馬の目を見ると、向こうもこちらの目を見てくる。優しく話しかけながら、ゆっくりと馬の身体に触れると、手に伝わる温かい馬の体温‥。「絆がつくれたかも」と思った瞬間、沸き起こる“感動とうれしさ”に満たされることでしょう。
基本的な乗馬レッスンを受けた後、いざホーストレッキングへ。
自然の中、騎乗からの高い目線で見る木々や森の小道は、とても新鮮で非日常を感じさせてくれます。小鳥たちの鳴き声や川の流れ、爽やかな風が運んでくる緑の香りに包まれた乗馬のひととき。
ゆるやかな馬の揺れと、軽やかな蹄の音、馬と一体となったような感覚に、ゆっくりと“心がほぐされていく”気持ちになります。
「人と同じく馬にもいろいろな個性がありますが、基本的には穏やかな性格の馬たちです。馬とのコミュニケーションを楽しみながら、仲良く里山を散歩してください」と、谷本さんはホーストレッキングの楽しさを教えてくれました。
タニモトホースランチでのホーストレッキングの魅力は、なんといっても自然豊かな里山のロケーション。四季折々の里山の田園風景を楽しみにしているリピーターの方もおられるとか。
「乗馬のもう一つの面白さは、“馬と一緒に成長していく”ことだと思います。馬のことを考えながら指示を出し、馬が理解したときの“達成感”は、自分への自信にもつながると思います」と谷本さん。
馬場から場外へ出て行く人気のプログラムです。シニアや女性、お子様(身長120センチ以上、小学1年生から)など、初心者でも楽しめます。
タニモトホースランチでは、「どんな道を走りたい」「こんな乗馬を楽しみたい」など、乗馬レベルにあったコースや内容を提案してくれますので、予約の際に相談してみると良いでしょう。