#04鬼をおいかけて[福知山]編
- 鬼を訪ねて、大江の山へ。
- 「京都の山奥に鬼だらけの町があるよ」と聞き、向かったのは福知山市大江町。
日本最強の鬼伝説が残る町です。
まずはJR福知山駅で京都丹後鉄道に乗り換えて、いざ鬼退治へ!
通常の10倍!鬼スケールな鬼饅頭と出会う。
- 新治製菓舗
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- 住所
- 京都府福知山市大江町蓼原374-1
- 電話
- 0773-56-0040
ちょっと立ち寄り
知恩院や出雲大社など日本屈指の神社仏閣に使われるヒノキの端材で、ぐい呑などを制作。
タイミングが合えばその場でオーダー可能。
- 桐村製材
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- 住所
- 京都府福知山市大江町蓼原352-1
- 電話
- 0773-56-0007
- WEBサイト
- https://kirimuraseizai.com/
鬼の気分でお出汁をぐびっと!
お土産に鬼饅頭を購入した後は、ノスタルジックな景色が残る旧道をてくてく歩いて、ちょっと早めの昼食へ。
「鬼そば」で知られる食堂 大江山さんにお邪魔しました。
こちらが、鬼そば定食。直径30㎝ほどの大きな朱色の盃に真っ黒のお蕎麦!鬼を連想させる赤×黒のコントラストはかなりインパクトがあります。ざっくりしたお蕎麦の上にはシャキシャキの山菜。大きな盃を両手で持ち上げ、透き通ったやさしいお出汁を飲み干します。
しっかりした喉越しで、香りも豊か。地元食材をふんだんに使って季節感を出すのも女将のこだわりだそう。SNS映えしそうなイカツイ見た目にも気分が上がります。
- 食堂 大江山
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- 住所
- 京都府福知山市大江町河守1956
- 電話
- 0773-56-0595
- WEBサイト
- http://www.oeyama.com/
ちょっと立ち寄り
- 割烹 さとう
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- 住所
- 京都府福知山市大江町河守1847
- 電話
- 0773-56-0066
- WEBサイト
- http://onibaba.jp/
いざ潜入、日本屈指の鬼の巣窟へ!
しっかり腹ごしらえしたところで、鬼伝説のメインアトラクション「日本の鬼の交流博物館」に向かいます。
棚田の景色を追い越しながら市バスに揺られること約15分。「寺の下」バス停に到着です。ここから30分ほど、のんびり山道を歩きます。ちなみに博物館の最寄のバス停は「大江山の家」ですが、今回は周辺散策も楽しもうと途中下車して歩きました。
「日本の鬼の交流博物館」に到着。
ようやく、ようやく本日の集大成「日本の鬼の交流博物館」へ。
どすーーーーーーーーーん! 高さ5m、重さ10トン。日本一の大きさを誇る「大江山平成の鬼瓦」です。顔を130のパーツに分け、日本中の鬼瓦職人が各地の土と焼成技法で作り、それらを現場で合体させました。パーツごとに色や質感が違うのは、産地が異なるからなんですね。
- 日本の鬼の交流博物館
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- 住所
- 京都府福知山市大江町仏性寺909
- 電話
- 0773-56-1996
館長にお礼を言い、博物館から車で上へ上がること5分。最後にどうしても見たかったのはこれ、ウルトラマンをデザインした彫刻家・成田亨氏による「鬼のモニュメント」です。
5mの台座の上には3mにおよぶ酒呑童子と茨木童子、星熊童子のブロンズ像。山上から迫力の臨場感を放ちます。酒呑童子がものすごい形相で指差す先は、まぎれもなく京の都です。
酒呑童子が首をはねられたのは、源頼光らによるだまし討ち作戦によるもの。最期の言葉は「鬼に横道なきものを…(鬼は人をだましたり、嘘をついたりしないのに)」だったそうです。なんだか切ないですね。鬼とは一体何者なのでしょう?本当に恐ろしいのは、人間のほうかもしれませんね。
しんみりしたところで帰りの時間!
またあの可愛い電車に乗れると思うとわくわくします♪帰りはビールでも飲もうかな。
ありがとう大江町。
また来まーす!
ちょっと立ち寄り
- 大江山グリーンロッジ
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- 住所
- 京都府福知山市大江町仏性寺902
- 電話
- 0773-56-0095