森の京都

【閉店】へき亭【かぶら蒸し】

  • 亀岡市
【閉店】へき亭【かぶら蒸し】

京都の代表的な冬野菜

冬の代表的な野菜であるかぶは、関西では「かぶら」という名称でも呼ばれる。最も古い歴史をもつ野菜のひとつで、古くから日本全国それぞれの土地・気候にあった品種が生まれ、生産されてきた。

「聖護院かぶ」は京野菜の一種で、「京の伝統野菜」「ブランド京野菜」に指定されている。日本最大級のかぶで、「近江かぶ」が原種とされ、聖護院に住む農家が近江かぶの種子を持ち帰り、改良を加えたことから誕生したとされている。その後、聖護院を中心に栽培されてきたが、盆地特有の昼夜の気温差が激しく、濃い朝霧がよく発生する亀岡の気候が栽培に適していることから、現在では亀岡が生産の中心地となっている。甘みがあってみずみずしく、歯切れがいいのが特徴で、かぶら蒸し、ふろふき、千枚漬、煮物などにして食べられている。

「へき亭」は亀岡で代々代官を務めた日置家の築300余年の武家屋敷で、地元で採れた京野菜をふんだんに使った家庭料理を楽しめる。明智光秀も食べたであろうと考えられる代官家の献立を再現しており、光秀の妻であるひろ子の名を冠した「ひろこ膳」で、冬になると「かぶら蒸し」や「ふろふきかぶ」といったかぶら料理を存分に味わうことができる。
※「へき亭」は2023年12月閉店

詳細情報

  • 電話番号
    0771-23-0889
  • 住所
    〒621-0004 亀岡市千歳町毘沙門向畑40
  • 営業時間
    2023年12月閉店
  • その他
    補足情報
    趣きのある武家屋敷で、旬の京野菜をたっぷり使った四季折々の料理を楽しめる。母屋は江戸時代に建てられ、屋敷の周りの土塀は昔のままの姿で残っており、多くの映画やドラマの撮影に使用されている。
    Ⓒ(公社)京のふるさと産品協会
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