うま味引き立つ
"食べる"発酵
「伝統の発酵食『西京漬』×こだわりの魚
×京丹波の食材」の相乗効果で生まれた、
老舗さかな屋さんの絶品西京漬。
南丹市
布安商店
やさしい甘みと、ほどよい塩味。お魚のおいしさを存分に引き出した京都の伝統料理「西京漬」。食材の色合いを大切にする京料理では、“素材の色を損なわない”白味噌「西京味噌」が欠かせません。海から遠い京都において、「魚を食べるための保存法としてはじまった」といわれる味噌漬け。現在では、お魚をおいしく食べるための調理法として、日本人に愛されています。
●老舗さかな屋が作る、西京漬
布安と書いて「ののやす」。布安商店は、明治21年から続く老舗のさかな屋です。鮮魚の販売を中心に、干物やうなぎ、手作りのお惣菜、野菜など、さまざまな食品を販売しています。創業当時は、干し魚や昆布を扱う海産乾物商で、地元の人にとって貴重な“海の幸”を届けていました。
「生業の魚屋だけでなく、京丹波の多様な伝統食品や調味料、ローカルフードなど、地域の食文化と生産者の想いをお届けしたいと考えています」と7代目の樋口佑紀さん。
●京都の伝統「西京漬」に、
京丹波の恵みを
「伝統の発酵食『西京漬』×長年培った目利きで選ぶこだわりの魚×京丹波の食材」の相乗効果で誕生したのが、布安商店のオリジナル西京漬「鯖黒豆みそ」「鯖山椒みそ」です。
「私どもの西京漬は、魚の余分な水分が抜けるのと、お味噌の味がしっかりと染み込むので、冷えても固くなりにくいのが特徴です。マイルドな風味で、お子さんも喜んで食べてくれるそうです」と樋口さん。
そのまま焼いても良いのですが、「西京漬ときのこのホイル包み焼き」も、味噌の香りが立ってとてもおいしいそうです。
布安商店の西京漬は、仕出し弁当に利用されています。お店以外では、道の駅「京都新光悦村」でも購入することができます。
●こだわりの天然酵母の自家製パン
布安商店では、天然酵母を使った自家製パンを提供しています。なかでも「さばカツバーガー」は、魚食文化に新しい風を吹き込みたい、という想いで開発した新商品です。「エビバーガー」など、時折の魚を使うこともあり、お店で見つける楽しみも。毎週木曜日の「自家製パンの日」に販売しています。
●こだわりの西京漬づくり
魚のおいしさを引き出すために、
- ❶ 魚の下処理に一晩
- ❷ 味噌本漬け:1週間〜10日
店舗情報
各施設の詳細は施設ホームページでご確認ください。
-
住 所
京都府南丹市園部町本町71番地
-
電 話
0771-62-0016
-
定休日
店舗ホームぺージでご確認ください。
- HP
- アクセス