伝統食・行事食の歳時記

私たちが大切にする伝統食・行事食

「森の京都」エリア(亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市)に伝わる伝統食や行事食には、自然の豊かな恵みを大切にしてきた人々の、知恵や工夫がたくさんつまっています。
この地域、この季節にしか味わえない、山の幸や川の幸を使ったふるさとの味。
人々はその恵みを味わうことで、自然や神仏に感謝する気持ちを育んできました。
これらの料理は生活と密接に関わり、四季折々に行われる年中行事や祭礼行事などに欠かせない大事な食文化として、歴史や文化と共に受け継がれてきたのです。
近年、時代の流れや核家族化とともに、このような伝統は生活から消えつつあります。そんな風潮を惜しみ、ふるさとの味を途絶えさせたくないという思いで伝承活動に取り組む方が増え、現代風にアレンジされた伝統食を私たちも味わうことができるようになりました。
この風土だからこそ生まれ、長い年月をかけて形作られて、そして受け継がれていく伝統食や行事食を味わうことで、京都の山や川、森、里の素晴らしさをあらためて感じるきっかけになるかもしれません。
本誌で紹介する食は、ほんの一部です。これからも伝統食・行事食を次の世代に大切に繋いでいきたいと思っています。

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